楽しく熱心に宝塚古墳の校外学習

6月23日(火)に6年生が宝塚古墳の校外学習に行きました。子どもたちは、新型コロナウイルス感染対応の新しい生活様式で過ごしている中、教科書での歴史学習を深めるため、実際の見学による学習をみんなで一緒に行いました。その様子は、本当に嬉しく楽しそうで、熱心に学習をしていました。
今日は、松阪市文化財センターから小椋光裕先生にお越しいただいて、現地でご説明をいただきました。
古墳は、日本で今から約1700年~1400年前(西暦300年~600年)に土を盛り上げてつくった墓で、クニや地域の王・指導者やその一族が葬られていることやその時代を古墳時代ということを学びました。また、宝塚古墳は、1号墳と2号墳に分かれていて、1号墳は伊勢国最大の前方後円墳で、当時の大和王権に関係する大きな力を持った人物の墓とされていることも知りました。2号墳は1号墳に葬られた人物の後継者の墓であると考えられているそうです。当時の人々は高くつくられた大きな古墳を拝んでいたそうです。また、1号墳からは、平成11年に発見された船形埴輪についても見学できました。船形埴輪は平成18年に国の重要文化財に指定されています。
子どもたちは、説明をしっかり聞き、メモをとっていました。その他にも、実際に宝塚古墳を歩いて様子を感じとり、多くのことを学ぶことができました。見学後、小椋先生に多くの子が意欲的に質問をしていました。埴輪についての質問も多く、興味を持った子がいたようです。
身近な松阪市内で、宝塚古墳のような歴史学習を体験できたことは、とてもよかったです。今後の学習に生かしてほしいと思います。暑い日でしたが、みんなよくがんばり、楽しく学習ができたと思いました。

シェアする